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高橋教授が金沢大学に招かれ十全医学会学術集会で講演を行いました。

2024.06.19

高橋教授が金沢大学に招かれ十全医学会学術集会で講演を行いました。今回会長の篁教授が内分泌・代謝のテーマで企画され東北大学の酒井寿郎先生とともに講演を行いました。金沢大学の新進気鋭の先生方のご講演もあり、たくさんの学生も参加しており金沢大学の研究に対する情熱が伝わってくる素晴らしい会でした。酒井先生のご講演はノーベル賞受賞者BrownGoldsteinラボに留学中にSREBPの調節機構、酵素を同定した歴史に残るお仕事の話で研究のワクワク感が伝わる素晴らしいものでした。

高橋教授の講演は「新たな疾患概念 傍腫瘍自己免疫性下垂体炎の樹立と学問体系のOnco-Immuno-Endocrinologyの提唱-教科書を書き換えるような仕事をしよう-」のテーマで、Physician scientistの重要性、症例からどうすれば新しい疾患を発見できるのか、教科書を書き換えるような仕事をするための心構えについて熱く語ったところ、医学部の学生さんがたくさん重要な質問をしてくれました。ご講演を聞かれた方でご質問などありましたらお気軽に講座のアドレスまでご連絡ください。そして聴講してくれた学生さんの中から未来の医学を切り拓くPhysician scientistが生まれてくるのを楽しみにしております。

奈良医大の4年生向けの統合講義でも72日に「未知の病態に遭遇した時の考え方―医師になってどんなことを目指しますかー」を行いますが、是非たくさんの質問を期待しています。

 そして会の後では篁先生、医学系長の山本先生に心のこもったおもてなしを頂き、酒井先生、皆さんと楽しく、ここでは書けないようなお話で盛り上がりました。篁先生、山本先生大変お世話になりありがとうございました。

©奈良県立医科大学 糖尿病・内分泌内科学講座
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