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横浜で行われた第97回日本内分泌学会に参加しました。糖尿病内分泌内科のメンバーは学生さんも併せて以下の12演題を発表しました。

2024.06.10

横浜で行われた第97回日本内分泌学会に参加しました。糖尿病内分泌内科のメンバーは学生さんも併せて以下の12演題を発表しました。

「レセプトビッグデータを用いた免疫チェックポイント阻害薬関連内分泌異常の病態解明」紙谷先生、「レセプトビッグデータを用いた生活習慣と脆弱性骨折リスクの解明」中島先生、「レセプトビッグデータによる内分泌代謝疾患の病態解明」西岡先生、「レセプトビッグデータを用いたCOVID-19感染後甲状腺疾患の病態解明」尾崎先生、「遺伝性が疑われる若年悪性パラガングリオーマの一例」中上先生、「レセプトビッグデータを用いた妊娠後骨粗鬆症の病態解明」小泉先生、「原発性アルドステロン症AVSによるコルチゾール自律分泌の新たな指標」玉城先生、「レセプトビッグデータ解析による副腎クリーゼのリアルワールドデータ」勝又先生、「心不全合併薬剤抵抗性アミオダロン誘発性甲状腺中毒症に血漿交換療法、甲状腺全摘術が奏功した一例」柵木先生、「レセプトビッグデータ解析:甲状腺機能障害における家族歴のリスクの定量化」森田さん、「教科書を書き換えるような仕事をしよう」「Onco-immuno-endocrinology:内分泌学の新たな展開 新たな疾患「抗PIT-1下垂体炎」の発見から学問体系の提唱まで」高橋教授の12演題です。

いずれの先生も予演会だけではなく自らしっかり練習して臨んだのが伝わる素晴らしい発表で、普段からカンファレンスなどで地道に訓練している成果だと思います。そしてメンバーの尽力で奈良医大での勉強になった症例報告やレセプトビッグデータ、レジストリデータを用いた臨床研究も注目を集めるようになってきました。今回の学会でのフィードバックを活かして、ガイドライン、教科書を書き換えるような仕事で論文化、世界を目指します。

©奈良県立医科大学 糖尿病・内分泌内科学講座
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